カブの入り口 [日記]
ニンテンドーDSソフト カブトレ!
今まで、結構お金を題材にしたゲームはあった訳ですが、株の話と銀行の話は深くは切れ込まれてません。
ロールプレイングゲームのサブゲームだったり、人生ゲームの一こまだったりする訳で、株の「上がった」と「下がった」の結果だけが響くゲーム。
それはそれで簡単でいいと思うのです。
だって、人生ゲームで株取引の詳細を語られても興醒めだし、ロールプレイングゲームのサブゲームで見た株ゲームは資金力に、モノを言わせて、ひたすら株を買いつづけて相手企業を乗っ取るのが目的だった気がします。
楽しかったですが、これがメインではありません。
イベントの一つなので1時間位で大陸を制覇する独占企業を作れます。・・・もはや株の話では在りませんが。
さて、このカブトレ!
他のゲームのサブゲームで扱われる株の話とは一戦を交え・・・一線を画します。
株の為のゲームで、株を楽しむ為のゲームで、株の勉強も(その気になれば)出来るゲームです。
まず、基本編。
多分、ストーリーモード。
話の進み方はすごろく形式で、ます毎にミッションを指示されます。
指示された後はカブクラブで設定をしたり中断をしたりする。この画面が所謂、「メイン画面」なんだと思います。ゲームの各設定を弄れる画面。
後は取引を行います。
リアルタイム取引らしいです。
後場が終わると一日終了でまたすごろく画面から次の一日が始まります。
すごろくなのだから当たり前ですが、良いますと悪いますがあります・・・
すごろくなので複雑な筋もドラマティックな展開もない様ですが、株関連の記事ばかりの、桃鉄ですかね?
雰囲気だけで話すと。
さて、このストーリーモードを一通りこなして取り合えず株のことがわかってきた人はエキスパートモードで遊ぶ・・・と言う事らしいです。
やはり、すごろくストーリーは入り口としてはともかくヘヴィーなユーザを満足させられる物ではないということでしょう。
実際は機能で勝負するゲームのようです。
こっちはストーリーなしで淡々と自分と時分の判断で株を買い進めていくモード。
6ヶ月分のデータでトレーダーの判定が出るので、自分の株スタイルを決めるときに良いかもしれません。
例えば、今マデ保守的で地道な株を志していた物の、儲けも出てるし、もう少しアグレッシブな買い方売り方をしてみたらどうだろう?と思ったときに、そのやり方を試せる・・・という事でしょう。
そういう買い方の変化は上手く行かないと思いますが。
さて、
このゲームの秀逸な所は手軽であるところです。
例えば、Wiiとかプレステとかでゲームをしようと思うと、まずゲーム機の前に座ってテレビを付けて起動して・・・とゲームの前に縛りが多いのです。
ゲームをすごくすごくやりたければそれも苦ではないのですが、このゲームはそんなに急いで家に帰ってゲーム機の前に座りたくなる類のゲームじゃありません。
ちょっと職場でランチの後に20分時間が空いた時、ポケットから出せるならしてみようか?と言うゲームだと思う訳です。
ちょっと本屋でライトノベルでも買って、と言うのの代わりに。
ニンテンドーはその辺、結構心得てると思います。
コナミが心得ているのかもしれませんが。
ニンテンドーDSのソフトはどれもこれも、ハンディです。
時を忘れてやりつづけるゲームは少ないです。
DSと同じサイズの小説と同じ位の時間が潰せるゲームが多いと思います。
私はこのゲームも同じだと思ったりするわけで、
株に興味のなかった人も、ちょっとだけブレークの時間に株の事を知ってみる。
興味のある人は始める前にちょっとだけ勉強してみる。知ってる人、やってる人は、ちょっとした思いつきを軽くシミュレーションしてみる。
そんな新書サイズの新しい「役に立つ暇つぶし」ではないでしょーか?
あ、このゲームはコナミからです。
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