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のだめカンタービレ [-のだめカンタービレ]

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ちあきと峰と真澄とのだめが、いざ長野音楽祭へ挑みます。
・・・車内はうきうきモードです。
真澄ちゃんはそんなコトありませんでしたし、ちあきは元からシュトレーゼマンのお供だった訳ですが、後の2人は旅行気分です。
・・・多分水着持参だったんじゃないでしょうか?

そんなうきうきモードですがちあきにとっては拷問です。
オーケストラで演奏されている楽器を逐一聞き分けるのです。彼。
流石に違う曲が平行して流れてると音酔いするでしょう。

因みに私ですが、複数曲が流れていると意識せずにその内の一つを拾ってフォローするようです。
カクテルパーティエフェクティブって奴ですね。
ただし、意識してその音を追おうとすると見失います。

意識して、複数の曲を聞き分け様としつづけると頭はそれを拒否します。
・・・物凄い勢いで睡魔に襲われます。
・・・ロックのコンサートへ行くと時々音が追いきれない事があるんですが、耳を劈く様な音の洪水の中で寝てしまった事があります。・・・熟睡でした。
リズムは一緒だったのですが、不協和音がイヤでした。凄く。
引き裂くような音・・・と言うのがありますが、私の心は引き裂かれる位なら眠ってしまうようです。

私は寝てしまうのでちあきの苦痛は解りませんが、ばらばらの曲を口ずさむのはやめろーっと喚く気持ちはわかります。

・・・帰りの車にも乗りません。
曰く「二度と乗るものか」
・・・そうでしょう・・・

帰りはそうでなくても一人で考えたい事、いろいろ在ったのだと思いますが。

さて、4人で長野音楽祭に参加します。
将来のある若者達の為の音楽祭です。
ピアニスト、ニナ・ルッツの音楽祭です。

みんなみんな凄くがんばってこれに参加する訳ですよ。
バカンス気分の奴なんていないわけです。

ただ、ノダメと峰を除いて。

峰は練習に参加しますが、周りのレベルの高さに付いていけません。
なんせ、練習なんてしていないので。
練習の足りない演奏です。
自信のない演奏です。
ヴァイオリンの音も濁ろうというもの・・・というかまともにはいきません。

うわっ、のだめ。
ちあきがみたら、頭を抱えそうなやる気の無さでした。
のだめはちあきと遊びに来たのです。
ちあき先輩がいないなんて~。と涙涙な訳ですよ。
・・・やる気、本当に0です。

って言うか、みるひーの先週の態度は間違いなく音楽をしに行く感じじゃありませんでした。
ミルヒーの態度とニナルッツ音楽祭の実際のギャップを考えればショウガナイです。

でも、目の前に音楽祭の名前にまでなっているニナ・ルッツ先生がいるのにこの態度はないです。
先生が可哀想って言うか・・・

バルトークのアレグロ・バルバロなんですが、ノダメは全く知りません。
しかも、耳で覚えるのだめは五線譜を読むのが苦手です。
弾いて見ろ・・・とか言われても無理です。無理。
・・・ちあきのコトが引っかかってたので全く他の人の演奏を聞いてませんでしたし。

・・・追い出されてしまったようです。

そんな1日目を過ごして落ち込むノダメと峰ですが真澄ちゃんは一方で上手くやってました。
彼(女)は元々才能がある上に努力家です。打楽器の女王様です。
・・・踊らなければいい音が出るのです。

一方ちあきは試練に遭っていました。
エリーゼ、本日より休暇です。
彼女がマネージメントをするから問題が最小限で済むみるひー(シュトレーゼマン)ですが、彼女がいないと訴訟の山が出来てしまいます。
その彼女が休暇・・・。
「はい、これがあれ(みるひー)の取扱説明書・・・後はよろしく」的な感じで、去っていってしまいます。
「シュトレーゼマン取扱説明書」と「シュトレーゼマンエロ対策書」

ちあきは楽ができません。
パーティなんて楽しめません。
折角言葉が通じるのに、折角有名な音楽家の話も聞くチャンスなのに。
・・・彼にとってはそんなの大した事じゃないんでしょうけど。

みるひが、粗相をしそうになる度に予防線を張り、美女から遠ざけ、お酒は飲ませ続け、彼を満足させて眠りに落とします。

素晴らしい。

そして眠りに落ちたみるひーの部屋でドボルザークの5番の楽譜を見つけました。
なんてマニアックな・・・

・・・これ、みるひーの楽譜ですよね?
みるひーの解釈が載ってる奴ですよね?

ちあきは5番の楽譜を開きます。
予習、と言うより、師匠の解釈のお勉強です。

すっかりミルヒーの弟子です。ちあき。

翌朝からミルヒーの振るオケの練習が始まりましたが、ミルヒーは半死半生です。
っていうか、九分九厘死んでます。
ダメダメです。

・・・ミルヒーが吐きそうになるとバケツを持って駆け寄るちあき。
タイミングを見計らって外さずゲロをバケツで受け止めるちあき。

・・・すっかりミルヒーの弟子です。ちあき。

涙が出そうな仕事ですが。

・・・そんなダメダメなミルヒーですが振るところはしっかり振っているようです。
その前にみんなうまい事もあるでしょうが。
ちあき解釈ですが。

初めてのメンバでオケなんです。出足が揃わないくらい大した事じゃありません。

やっぱりみんなうまいなぁ、いいなぁとのほほんとひた・・・る事はできませんでしたが。
なんせゲロバケツの運搬係ですから。

峰は落ち込みます。
周りに全くついていけません。
・・・隣の沙悟浄に苛められます。

昼休みにやっとのだめはちあきを見つけて飛びつきますが、彼女がニナ・ルッツの授業に出ていない事を知ると突き放します。

ふーん、そう、ならさっさと帰れ。

そんな感じで。

そして、午後、みるひーはやはり全然ダメでした。
ちあきにバトンを渡して自分はダウンします。

うわごとの様にでし・・・でし・・・とノタマイマス。

無責任すぎます。

ああ。先生の弟子でしたか・・・の声が痛いです。
午前中はゲロ係でしたから。

ちあきのつぶやきがリアルでした。
・・・じじぃ。

しかし、全然そんなことを考えているようには見えないみるひーですが、親心かもしれません。
ちあきが振る機会を作るための・・・そんなこたぁーないですね。はい。

結局みるひーの指揮の代理はちあきがすることになりました。
主催者側も大変だったでしょうね・・・
これでちあきがダメダメだったら音楽祭収集が付かなくなるやも知れませんから。

みるひーの楽譜を見てドボルザークの5番の勉強をしていたちあきは、午前中の死にかけたみるひーの、通じなかったオケへの指示を補いながら練習を続けます。

・・・そんなちあきを見ながら、遠くに感じる峰でした。

振れる可能性なんて本来ない曲の勉強をしているちあきと、弾くことが決まっていたのに練習をしていない自分の差です。
辛い差です。

一方ちあきはオケのレベルの高さに大満足なのでした。
コンマスとの息もしっかり合いました。

ただ、峰だけへたっぴな事もしっかり解ってましたが。それはそれです。

この日の指揮について

さすがシュトレーゼマンの弟子、いつか君の振るオケを聞いてみたい。
そんな風に言ってもらえました。

・・・言ってもらえました。
凄い誉め言葉です。

練習の後、真澄ちゃんとフルートの女の子がシビアな話をしてました。
曰く、ティンパニーの空きが無くて就職が決まらない。
曰く、フルートは競争率が高い。

曰く、就職が決まらなかったら、取り合えず、留学かなぁ。

峰はなんとなく自分がプロになる事決定の気分でいましたが、それが甘すぎた事実にやっと気付きました。

部屋に戻ってヴァイオリンの練習を始めます。
真澄ちゃんがもう時間を気にしだしても止めません。

そんな峰に真澄ちゃんはジュースを買ってきてあげようとするのですが、そこでオランウータンに取り付かれて彷徨い歩くノダメを見つけて逃げ帰りました。

・・・はい、そうとしか見えません。

奇行です。

のだめは音楽モードに突入しました。
楽譜を見ながら空気のピアノを弾きながら、出ているはずの音を想像しながら、練習しつづけます。
自分のアレグロ・バルバロを探します。
スイッチはちあきですが、のだめはピアノが好きなんです。
ちゃんと曲も好きになるし、練習だって苦じゃないです。
音楽との間にある全てを捨てたような音楽と距離感0で向かい合うような集中力で練習します。
ちあきに会いに行こう、なんてもう思いつきもしません。・・・弾けるまでは。

一度弾けたらもう飽きるみたいですが。
いつものちあきモードにもどりますし。

次の日、ミルヒーは復活です。
オケに冗談を飛ばしながらきちんと指導します。
峰も昨晩の練習でちょっとだけ追い着き、沙悟浄も少し認めてくれます。

いい奴です。沙悟浄。

真面目に練習をこなしたシュトレーゼマンでしたが最後はセクハラでした。

その夜のパーティでちあきはのだめを探しますが、見つかりません。
真澄ちゃんに尋ねると、のだめが変だと聞かされます。
・・・いつも変なので、普通だなぁなんて思ってる気配漫々でした。
夜な夜な見目を憚らずピアノの練習をするノダメは、まだまだ練習中です。
パーティなんて興味なしです。

一方、のだめに教えるはずだったニナ・ルッツはノダメを全く評価しません。
・・・そりゃそうです。
彼女は結局、パーティまでの間にノダメの弾くアレグロ・バルバロを聞いてない訳ですから。

ちあきはニナの言葉にちょっと失望を覚えるのでした。

翌日、音楽祭も終り会場を立ち去ろうとしたニナは今マデ聴いたことの無いアレグロ・バルバロを耳にしました。
誰が弾いていたか確認しようと走り出しますが、部屋にたどり着いた時には誰もいません。

勿論ノダメが弾いてた訳ですが、当のノダメは自分で納得の行く演奏が出来たので満足してちあきに会いに・・・と言うか家に帰るために車へ戻ります。

そこでちあきが車に乗らず新幹線で帰ることを聞いて愕然とするのですが、それはそれです。

ちあきはノダメの事が気になりますが、その為に立ち止まったりはしない、と決心を新たにします。

オレはオレで先にすすむ、と。

手にはラフマニノフの2番の楽譜があるのでした。


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