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ロボ(松山ケンイチ)とセクシーボイス(大後寿々花)について [雑感]

セクシーボイスアンドロボ、今回見てるドラマの中では結構面白いと思うのですよ。
賛否両論有る訳ですが、正直、松山ケンイチさんにとってはハードなキャラ設定だと思ったり思わなかったりします。
ロボだけレベルが違ってると思うのです。求められている演技の。

ドラマ自体原作からはかなり離れていると思うのですが、
ロボに関しては原作に見える空気の読めないドタバタ感が欠かせない、とプロデューサさんとか演出さんが思ったのかどうか・・・突っ走るキャラでがんばろうとしています。
・・・してはいるんですが、元々、そういうキャラについて造形が深くないのか、浮いてる様に見えるのです。
ドラマの中で浮いた役を演じる所なんですが、ドラマから浮いた役になってる感が否めないとか感じるのですよ。
だって、バタバタ現場をかき回す役なのに、シリアスに二湖に説教(と言う程の事でもない)をしている時の方が、しっくり来ているのです。
こっちにしっくり来ると普段のドタバタ感が不自然に見えたりする訳です。
・・・不自然なキャラクタの不自然さを自然に演じると言うのは難易度が高いんだろうな・・・と思いながら毎週応援している訳ですが。

二湖の大後寿々花さんですが、巧いですね。
可愛いのもあるのですが、巧いです。
本当にあれ位さらっとした人生観を持って生きているのかもしれませんが(そんな訳ない)、
達観した世の中への視線と納得しきれない自分の思いみたいな・・・説明しようとすると少し違うのですが、そういう矛盾する所が結構自然に表現出来てて、・・・良いです。
もちろん、足りない所を真境名マキの浅丘ルリ子さんとか塚本晋也さんがきちんと足してるからなんですが。
ただ、6話でZIのりょうさんと並んで追いつめられる所は、ちょっと苦笑でしたが。

2chでも初めの頃、ちょっと話題になってましたが・・・
ああ言うロボの様なのをオタクと言うんでしょうか?

私はオタクと言うのは自分の価値観に沈み込んでしまっている
・・・人とのコミュニケーションにおいて、
相手の立場とかTPOの理解を放棄した人々だと思ってた訳ですが。
・・・と言うか、そう理解してたのです。

確かにロボ、自分の世界観を堅持しています。
時ならないときに自己主張を始めるのでTPOも危ういです。
でも、きちんとコミュニケーションは取れてて、
相手に自分の価値観を伝えられて二湖とかゲストの価値観を理解してる(特にこの辺)のを見てると、
自分の価値観に埋没している様には見えなかったりするので、ちょっと?です。
・・・ストーリの関係上あんまりハウスでもないです。

あれなら、大学の研究室に結構いた様に思うのです。
私が思うに彼らはもっと埋没してました。
ただ、自分の価値観と言うよりは思考の迷路だと思いますが。

セクシーボイスアンドロボ1

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  • 作者: 黒田 硫黄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/11/30
  • メディア: コミック


セクシーボイスアンドロボ 2 (2)

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  • 作者: 黒田 硫黄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: コミック


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