onlineRPG コンチェルトゲート

「コンチェルトゲート」スクエニです。

スクエア・エニックスによる「クロスゲート」の続編の位置づけです。
前回も今回も異世界へ召還されてそこで冒険する訳ですが、前回の召還は王様が世界を救う為に数打ちゃ当たる的な召還をした結果、プレイャキャラクタがファーレン王国へ呼び出されます。
いい加減にしてよ、王様・・・と言いたいキャラクタも居たに違いありませんが、取合えず呼ばれた全てが国を救う可能性のある勇者になるかもしれない人たちでした。
救いがありますね？

しかし、今回のコンチェルトゲート、こちらは違います。
今回もファーレン王国から話が始まるのですが、今回はプレーヤのキャラクタは少女トカマクと一緒にこの世界に来ます。
この国は地理的に多くの災厄が訪れる場所のか、またまた勇者募集中だったので。

訪れた時点では二人とも、勇者候補です。
だがしかーし、プレーヤのキャラクタは勇者候補から外れてしまいます。
少女トカマクがどれだけ凄かったのか、凄い以外に何か特別な能力があったのか、彼女は勇者様デスよ。
で、勇者様である所の彼女とプレーヤのキャラクタとの仲は引き裂かれてしまうのでした〜。
その上、異世界からの来訪者なのに、異世界に還して貰えないっすよ。
ファーレン王国の首都ファンブルグに放逐されます。

余りに酷いじゃないですか、王様。
王様は王様で、今、国に訪れようとしてる大きな災厄をどうするかで手いっぱいで試練をクリアする事すらできなかった落ちこぼれに関わってる余裕なんて無さ気なんですが。

お陰で町には、「0の使い魔」のサイト並に哀れな人たちがごろごろ。
・・・あっちはルイズもいるし、モテモテだし放逐されたりしないし、・・・状況的には、ましですかね？

こっちはコミュニケーション機能を駆使して友達を作れば良いだけなのですが。

私だったら、少女トカマクごと、ファーレン王国全てを恨んで、大いなる災厄の手先として高笑いしながら大いにがんばる方を選ぶ所なんですが、落ちこぼれの勇者達は、けなげに少女の為にがんばります。
・・・少女の為にがんばる事を匂わせる状況説明でした。

設定的に惹かれるのが選ばれた人ではなくて、選ばれようとして選ばれる事が出来なかった人を演じる所です。
定められてない所で好きな事が出来る、と言う事なのだと思いますが、楽しそうじゃないですか？
大きな災厄の手先にはなれそうにないのが、私的には残念でなりませんが、王国の敵に先兵にはなれないなりにゲームの中で拗ねてみても楽しいと思う訳ですよ。
コンチェルト、の意味は「協奏曲」な訳ですが、誰と合わせるかは、最終的にプレーヤに任されるのがオンラインRPGだと思います。
少女に音を合わせなくてもやっぱりゲームは遊べると思うのです。

ただいま、クローズドβテスターを募集中
第一次	〜2007/2/20
第二次	2007/3/中旬予定〜

※リンク先は確認した2007/2/20現在βテスター募集でしたが、変わるかもしれません。

簡単なシステム、可愛いデザインと世界観、奥の深い筋。
この三つのコンセプトで作られたファーレン王国は、私のひねた感性よりも、優しげでほのぼのとした世界の様なので、一度コンチェルトゲートのサイトへ行ってみるとどうでしょう？
毎日、日替わりでゲームの設定が見られます。
・・・ジャバスクリプトはオンですよ？オフにしてあると只の灰色のページですから。
それからMacintoshでアクセスしたらウィンドウズでIE6で・・・とOSもブラウザも指定されました。

設定の事を少し説明すると
34種類のキャラクタ（男女17種類づつ）、髪型や体のサイズの組み合わせで色々なキャラクタを作れます。
職業もクロスゲート同様「戦闘系」「生産系」「特殊系」など様々な系統から選べます。

では、ファーレン王国を歩いてみてはいかがでしょうか？

ああ、前回のクロスゲートは30日で1000円位かかってましたが、「コンチェルトゲート」は基本利用料金無料です。

ファーレン王国への敷居はぐっと低くなりました。

王様の無体な所は増してる気がしますが。