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ヒミツの花園 [雑感]

ドラマです。
釈由美子、結構好きな割に途中でドラマを見るのを止めてしまったりすることもある女優さんです。私は微妙にファンのつもりだったのですが世間ではそういうのをファンとは言わないようです。

ヒミツの花園、1話から見てたんですがここ3週間ほど見られませんでした。
忙しくて。
久しぶりに見てみると、1話から私が見てたところまではいじめられまくってた釈由美子が片岡家の中心ぽくなってました。
陽君とかすごく月山さん?・・・釈さんになついてます。
しかも秘密だった筈の花園ゆり子の正体もオープンになってるっぽいし、週刊誌にも何かスクープされてます。

・・・そんなの枝葉末節ですが。

久しぶりに見ると月山さんは担当を外されてました。
どうやら長男航が彼女を外す様出版社に掛け合ったようです。

三男智や四男陽は航の言う事なんか気にするな、また来てよ。的な雰囲気なのですが、当の・・・月山さんは航に何か言われたらしく戻る気0でした。

そんな中、陽が「もう自分たちのことを考えてよ、」的なことを智に言い残して家を出ます。

彼は月山に電話して担当に戻ってくれるよう頼みますがあっさり切られます。その後、ふらふら歩いている家に月山の先輩とライバル誌の花園ゆり子担当に捕まり、月山の家になだれ込んで、みんなで鍋。
豆乳の鍋です。

美味しいんですよね。
私は火鍋の方が好きですが。

終わる頃に寺島進が片岡家に電話をして迎えを呼びますが、陽は帰ろうとしません。
航は陽をにわがままを言うなといいますが、陽は帰らないと譲りません。
本当のことをちゃんと言って欲しいと泣きます。
・・・なんて言うか、上手いですね。本郷奏多。

まだ何か秘密があるの?ときちんと突っ込む真矢みきが素敵です。
それがないとコメディっぽくありません。

航はそこで、陽が自分たちの本当の弟でないことを伝える事になるんですが、なんだかやるせません。
航としてはもっとタイミングも言葉も選びたかったに違いないし、出来ればそんな事実は無かった事にしたいくらいだったに違いありません。
陽としても、本当は聞きたくなかったし、そんなコトは自分の勘違いだったことにしたかったわけですが、・・・もう、知らないふりをしつづけるコトにも疲れた感ありありだったようです。

航に一応感謝して、陽は月山の家から走り出してしまいます。

やるせなーい感じです。
初めに月山が追いかけ、智と修が続きます。

月山が陽を見つける訳ですが、陽に家族を語ります。
うん、ドラマとしては安っぽくて脚本と演出に文句を言いたい気もするんですが、私もあんな場面でアレ以上のことは言えそうに無いので、コメディとしてはあんなものでしょうか・・・。

彼女が陽の話を聞き、周りでみんながそれを見守る構図で終わりました。

と、書いてて思ったんですが、コメディは喜怒哀楽を斜めに大げさに表現するものなんじゃないでしょうか・・・
・・・頭に浮かんでるのはシェークスピアの喜劇なんですけど。

なんて言うか、コメディとしては場面の作り方がシリアスすぎると思うのです。
真矢みきさんのインパクトの入れ方がコメディっぽいんですが、
可哀想に・・・彼女だけがドラマで浮いてる気がします。

ま、面白いし来週も見られたら見ようなんて気になるので、どうでもいいっちゃどうでもいいですね。

シェイクスピア全集 (4) 夏の夜の夢・間違いの喜劇

シェイクスピア全集 (4) 夏の夜の夢・間違いの喜劇

  • 作者: W. シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: 文庫


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